ボーイズバーでバイトしてるスタッフに聞いてみた。
暴力、金、女、酒。ドラマや漫画のイメージで何かと負のイメージが強い水商売のアルバイト。
そもそもボーイズバーってアルバイトを雇っているの?と疑問に思う方もいるかと思います。最近のボーイズバーは皆さんのイメージと違い、学生でも気軽にボーイズバーでアルバイトができる環境が整ってきました。そのため、暴力や強制的にお酒を飲まされることもなくなりましたし、スーツをではなく、ラフな私服で勤務ができるボーイズバーも増えてきています。
今回は学生も気軽にアルバイトができるようになった、ボーイズバーの現場の実態に迫っていきたいと思います。
目次1 ボーイズバーの主な仕事内容
2 ボーイズバーの現場の実態!メリット、デメリット
3 ボーイズバーの雰囲気は?シフト構成は?時給は?
ボーイズバーアルバイトの主な仕事内容
まずはじめに、ボーイズバーの種類をみていきましょうホストクラブ、メンズキャバクラ、ボーイズバーはフリータイム制のお店がほとんどです。料金はドリンク代だけになりますが、単価が高いのが特徴的です。メンズキャバクラ、ホストクラブは1時間ごとに料金がとられ、頼んだドリンク代もプラスされます。ただ、料金システムに違いがあるだけで、ボーイズバーもホストクラブもメンキャバも仕事内容はほとんど変わりません。
ここでは一般的なボーイズバーについて紹介していきます。仕事の流れをみていきましょう
1髪のセットのためヘアサロンにいく
2ボーイズバーの開店準備(店内の清掃やミーティング)
3接客
4閉店
ボーイズバーは夜から開店します。そのため他のアルバイトと違うのは、身なりを整えてから出勤することです。お店で自分で髪のセットをする人もいますが、お気に入りの美容室で髪をセットしてもらってから出勤する人もいます。お店に着いたら掃除がはじまります。ボーイズバーのお客さんは女性がメインです。ボーイズバーの店内が不潔だと、それだけで嫌なイメージをもたれ、リピート率が下がってしまうからです。店内の掃除が終わったらミーティングと声出しが始まります。そして、ボーイズバーを開店してからも仕事はたくさんあります。灰皿やおしぼりを用意します。新人やアルバイトに任される仕事はドリンク作りです。ボーイズバーにはシャンパンやカクテルといったいろんなタイプのお酒があるので作り方を覚えていかなくてはいけません。また、自分のお酒は最後に作る、ドリンクは両手で持つなど、細かいルールもあります。しかし、最近のボーイズバーは研修がしっかりしているお店が多いので焦る必要はありません。また、学生のアルバイトも増えてきているため、あまり厳しくすると辞めていってしまうことから、ルールが緩いお店も増えてきています。
ボーイズバーの現場の実態!メリット、デメリット
今回は専門学校に通いながら、都内のボーイズバーでアルバイトをしているSくんに取材をしてきました。
Qボーイズバーのバイトって何かと大変なイメージがあるけど、やりがいやメリットはなんですか?
Aメリットは自信がつくことです。ボーイズバーでバイトしていると、お金も入ってくるし、周りに影響されてオシャレになります。それに、女性と話すのに抵抗がなくなるので、女性に対し積極的になれます。また、気遣いも身につきます。色んなところに気を配らせないといけないので、自然と身につくんですよね。とくに売れているボーイズバーのキャストさんに近付けるよう、頑張るだけでも美意識は高くなっていきますね。
Qふむふむ。やらしい話、お金の方はどうですか?
A正直、普通のアルバイトよりは稼げますよ。 ドリンク一本入るだけでも普通のアルバイトの時給の2、3倍はいきます。稼げる保証はないし、最初はきついかもしれないけど、そこらへんでアルバイトするよりは圧倒的に稼げます。
Qなるほど。極論ですが、稼ぎたい学生はボーイズバーでアルバイトをすればいいんですね笑。逆に嫌なことやデメリットはありますか?
Aデメリットは少し昼間の時間が無くなることです。ボーイズバーで飲み過ぎたり、お客さんに誘われてご飯を食べに行ったりすることがあるので、次の日が休みじゃないと少しキツイですね。でも、基本ボーイズバーは営業中のみの付き合いなので、無理をする必要はないんですが。
Qボーイズバーの客層は普通のアルバイトとは違うので大変そうですよね。。話は変わりますが、ボーイズバーのキャストってやっぱりかっこよくないとできませんか?
Aうーんそうでもないと思いますよ。うちのボーイズバーにはポッチャリ系の人もいれば、田舎くさい感じの人もいます。顔はもちろん重要ですが、お客さんへのサービスや気遣いが素晴らしいだけで売れている人もいます。顔も中身も最悪なのはダメですが、イケメンだからといって売れるわけではないですよ。お客さんの中にはポッチャリ系や男臭いのが好きな人もいますからね。
Qボーイズバーの雰囲気は?シフト構成は?時給は?
Aボーイズバーの雰囲気、シフト構成、時給をみていいましょう
ボーイズバーの雰囲気:18〜30歳。最近は学生も増えてきている。身だしなみ:最近はカジュアルな格好のボーイズバーが増えてきている。シフト構成:自己申告 時給(一例):1500〜3000円ボーイズバーはレギュラーとアルバイトでお店を回しています。レギュラーはボーイズバーを本職としている人で、お店が開店している日は毎日出勤します。 身だしなみに関してはスーツのお店は減ってきており、Tシャツにパンツといったカジュアルなお店が増えてきています。もちろん、髪を染めたりピアス、アクセサリーをつけるのは大丈夫です。
シフト構成は普通のアルバイトと一緒で自己申告です。また、ボーイズバーのシフトはかなり自由なので、週に一回もでなくても何もいわれません。テストや授業で出れない日が続いても怒られることはないので、学生は気楽に働くことができます。時給に関しては、歩合制のお店と時給制のボーイズバーがあります。歩合制の場合は、売上+最低保証(月に20万円ほど)時給制の場合は、時給プラスα(売上)となります。
ただ、ボーイズバーのアルバイトの場合はほとんどが時給制であり、都内のボーイズバーになると3000円を超えるお店もあります。 また、大半のボーイズバーは体験入店をやっており、1日で4~50,000円ほどもらえます。学生さんでボーイズバーでバイトしようか悩んでいる方は、まずは体験入店をオススメします。
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