銀魂せやかて工藤言った
「せやかて」は関西弁であり、標準語に直せば「そうは言っても」である。つまり、「せやかて工藤」とは「そうは言うけど、工藤さん」という意味であり、工藤の意見に対し反論があることを示したセリフ。
この工藤とは漫画『名探偵コナン』の主人公、江戸川コナンのことである。なぜ工藤なのかは漫画やアニメをご覧になるか、江戸川コナンの記事を参照していただきたい。
服部平次が作中であまりにも頻繁に「工藤!」と呼びかけるために、インターネット上ではことあるごとに「工藤!」と叫ぶ人物というイメージが定着、「せやかて工藤」はすっかりネタにされてしまっている。ただし、インターネット上で用いられる場合、反論する相手は工藤とは限らない。また必ずしも反論が用意されているわけでもなく、基本的にノリで使われている。派生表現として、「なんやて工藤」「なんやと工藤」「せやけど工藤」「せやろか工藤」などがある。「せやかて工藤!」とエクスクラメーションマークが付けられることもある。単純に関西弁の末尾に工藤と付けるだけでネタとして使えるため、汎用性は高く応用が利く。
上述のとおり、原作では一度も口にしていないセリフである。しかし、劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』公開に向けて実施されたキャンペーン、「せやかて工藤キャンペーン」において、服部平次のセリフとして扱われており、半ば公式となった。
なお、ニコニコ大百科には「もろたで工藤!」の記事も存在する。こちらは原作に登場したセリフである。
銀魂最高!
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